忍者ブログ
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

<心房粗動>

  1. 心房粗動は多くの場合自然停止しない、薬剤も無効
    心房は約300bpmで興奮しているので、2:1伝導(150bpm)や4:1伝導(75bpm)になりやすい
    また、抗不整脈薬も奏効率20%程度
     
  2. 最悪の状況を避ける
    房室伝導が1:1となると心拍数300bpmとなり心拍出量が保てなくなる
    運動時に多く、めまいや失神しそうになる症状があれば危険な兆候で、メインテート2.5mg/dayやテノーミン25mg/dayで対処
     
  3. カテーテルアブレーションで根治
    アブレーションでは90%以上の確率で心房粗動は根治できる
<上室頻拍>
  1. 病歴では、20代くらいから息止めなどで治まる動悸をたまに感じていて、また出現したから来院というのが典型的。2日以上症状を我慢し続けたというようなことでなければ心不全にはならない。
     
  2. 上室頻拍は100%停止できる。インデラル20mgとワソラン80mgを同時に屯用内服して外来待合で30分。それでダメなら洗面器に顔漬けして息ごらえを試す。それでもダメなら静注薬のワソラン5mgを5分かけて。
     
  3. 止まった後は副伝導路の治療につき相談。副伝導路がある限り、再発率は高く、アブレーションの適応。アブレーションの根治率は95%と高く、副作用も極めてまれ。ただし、上室頻拍で命を落とすことはないので、情報を伝えて、患者の希望を待つというスタンスでよい。
     
不整脈で困ったら 山下武志 メディカルサイエンス社 2009年 p120-122、125-128
PR
この記事にコメントする
Name:
Title:
Mail:
URL:
Color:
Comment:
pass: emoji:Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
この記事へのトラックバック
TrackBackURL:
カレンダー
08 2017/09 10
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
フリーエリア
最新CM
[07/10 Abuteyav]
[07/07 Adadesew]
[07/05 Azamuruf]
[06/30 Asasoteb]
[06/16 Atesetes]
最新TB
プロフィール
HN:
syu-net
性別:
非公開
バーコード
ブログ内検索
P R
忍者ブログ [PR]
Copyright(C) for heaven's sake! All Rights Reserved