忍者ブログ
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

Johns HC.
An Observational Study of Precepting Encounters in a Family Practice Residency Program.
Fam Med. 2002;34:441-4
 
家庭医レジデントのプリセプティングにかかる時間と内訳を観察した研究。

University of Texas Health Centerの家庭医プログラムの、4つの外来施設を利用して、そのうち2つの施設の指導医はacademic faculty、2つはclinical facultyが指導して、1-3年目の家庭医レジデントのプリセプディングを行った。いずれの施設でも、指導医1人に対してレジデント4人以下の割合を守っていた。1人の観察者がプリセプティングを観察し、レジデントの指導医に対するプレゼンテーションが終えたところからスタートして、15秒毎にディスカッションの内容を評価して、4つの領域(1. Basic science focus、2. Diagnosis or management focus、3. Psychosocial focus、4. Appropriate focus=検査やコンサルトの適応についてのディスカッション)に分類した。

4人の指導医が16人のレジデントを指導する、80回のプリセプティング、合計451分について分析した。
4つの領域にそれぞれかかった時間については以下のようになった。過去の量的・質的研究の結果と一致すると考察。
 1. Basic science focus  2%
 2. Diagnosis or management focus  90%
 3. Psychosocial focus  2%
 4. Appropriate focus  6%

また、学年毎のプリセプティングの時間については、以下のようになったが、統計学的有意差なし。
 PGY-1  37回、235.75分、平均6.4分/回
 PGY-2  17回、93.25分、平均5.5分/回
 PGY-3  26回、116分、平均4.5分/回

指導医の違いについては、以下。この差は、予想されるプリセプティングの回数の差によるのではないかと考察されている。
 Academic faculty  52回、324分、平均6.2分/回
 Clinical faculty  28回、121分、平均4.3分/回

Common diseaseについて、疾患毎のディスカッションの頻度をみると、以下。はっきりと考察されていない。
 2型DM 17回、ヘルスメンテナンス 16回、高血圧 11回
 うつ 4回、肥満1回、喫煙 1回

Limitationについては、観察者が1人だけであったこと、1つの研修プログラムの中だけでの研究であること、サンプルサイズが小さいこと、4つの領域の妥当性は検証されたものではないこと、などを挙げている。

この結果から、
 4つの領域のアンバランスは他のプログラムでも当てはまることなのか
 それがレジデントの学習にとって有害なものなのかどうか
 この4つの領域に分類することそのものの妥当性はどうか
という点について問題提起している。
PR
この記事にコメントする
Name:
Title:
Mail:
URL:
Color:
Comment:
pass: emoji:Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
カレンダー
11 2017/12 01
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31
フリーエリア
最新CM
[07/10 Abuteyav]
[07/07 Adadesew]
[07/05 Azamuruf]
[06/30 Asasoteb]
[06/16 Atesetes]
最新TB
プロフィール
HN:
syu-net
性別:
非公開
バーコード
ブログ内検索
P R
忍者ブログ [PR]
Copyright(C) for heaven's sake! All Rights Reserved