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Ende J, Pomerantz A, Erickson F.
Preceptors’ Strategies for Correcting Residents in an Ambulatory Care Medicine Setting: A Qualitative Analysis.
Acad Med. 1995:70;224-9

レジデントの間違いをプリセプターがどのように指摘するかを調べた質的研究。

内科のブロックローテーションでの外来研修で、1-2年目の11人のレジデントと11人のプリセプターとの間で行われたプリセプティングの録音を解析した。

結果は、間違いを指摘したり、正したりする際には次の4つの方法を繰り返し使っていることが分かった。
  1. Opportunity spaces. 間違いに対する反応を遅らせることで、間違いについて吟味して考え直し、別の答え(あわよくば、より正しい答え)を述べるよう促す。
  2. Ask subsequent questions containing clues. 間違った答えに対して、プリセプターがその質問の仕方を変えることでヒントを与える。一般的な(それゆえ難しい)質問から、より狭い質問に変えることでヒントを与える。
  3. Reframe the questions so that the wrong answer becomes correct. 間違った答えに対して、プリセプターがその間違った答えに合う質問に変更する。
  4. Treat wrong answers as possible, but in need of further consideration. 間違いに対して部分的に評価しているかのような形で表面的に受け入れる。

プリセプターがレジデントの間違いを正す際に直接的な表現を避けるのは、一緒に働いていくためのプリセプターの工夫であり、次のような考えに基づいている。 レジデントの自信や尊厳を守ろうとする  レジデントとの人間関係に配慮する  レジデントの自発的な学習にゆだねる  レジデントが患者のケアに対して、より強い責任を持つことを期待する

間接的な表現を使いすぎると、間違いを正していることが伝わらないこともあるので注意。フィードバックは学習者が受け入れたときにだけ効果がある。また、間違いを正す先には患者の利益・不利益があることを忘れてはならない。
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