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Lesko S, Fitch W, Pauwels J.
Ten-year Trends in the Financing of Family Medicine Training Programs: Considerations for Planning and Policy.
Fam Med. 2011;43:543-50

University of Washington Family Medicine Networkに関連する18の家庭医療プログラム(大学関連2、市中病院関連11、Self-Sponcered 3、Military 2)のレジデントの教育にかかるコストの収支を2年毎に計算しており、その10年間の推移(2000-2010年)を報告している。
プログラムには、平均23人のレジデント、平均10.8人の指導医が関わっており、それぞれ5.1%、21%の増加を認めている。

経費の計算について。収入は、graduate medical education funding、レジデントの診療収入(診療所外来、入院、ERやNursing Homeでの診療)を足したもので、Medicaid GME revenueは情報不足のため含まない。支出は、フルタイムのレジデント、指導医、スタッフの給与と、プログラムに関わる人件費、IT、施設メンテナンス、会計などにかかる費用を計上しているが、Malpracticeに関する費用は施設感でばらつきがあまりに大きいので含まない。

この収支をフルタイムのレジデント1人分にかかる費用として計算している。
レジデント1人あたりの支出の平均はこの10年間で63%増えて$208,075から$338,421に、収入は75%増えて$181,645から$317,248になった。収支は、$26,430から$27,260と3.1%の増加にとどまっている。

ディスカッションでは、そのプログラムがFQHC(Federal Qualified Health Center)になれたかどうかがクローズアップされており、GME fundingの額に影響し、経営を安定化させられるかどうかに影響するらしい。このようなfundingの話が大部分を占めている。direct cost(レジデントの給料、指導医の指導の時間、レジデントの管理、malpractice)の計算はできるが、indirect cost(診療所の非効率、施設費用)などは計算ができないことなども述べている。

参考文献から気になったタイトルは、
The direct, indirect and intangible benefits of graduate medical education program to their sponsoring institutions and communities. JGME. 2010:154-9


これに対するコメントから、
Saultz J. The Cost of Residency Education. Fam Med 2011;43:541-2

論文中で算出された、レジデント1人当たりにかかる費用が、プログラム毎にばらつきが大きいことを指摘して、クリニックの経営が原因だろうとしている。平均して、クリニックの集金率は44%(!?)しかなく、それは貧困患者や保険が不十分な患者のケアが原因としている。そのため、レジデント1人あたりにかかる費用には、それ以外の要素が含まれていることを指摘している。
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