忍者ブログ
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

Dobbie A, Kelly P, Sylvia E, Freeman J.
Evaluating Family Medicine Residency COPC Program: Meeting the Challenge.
Fam Med. 2006;38:399-7

1969-2005年に発表された、community-oriented primary care(COPC)に関連する論文を検索して、アメリカの家庭医レジデンシーに関連するCOPCに関するものを選び、Literature Reviewを行った。学生教育や他の専門科のレジデンシー、アメリカ以外のものは除外した。その結果、22の論文が対象となったが、そのうち6つは調査報告で、残りの16論文のうち8つが記述的、8つが評価的と分類し、合計14のプログラムについての報告であった。

家庭医レジデントプログラムにCOPCが含まれているのは全体の40%で、この数字は25年間の調査でほとんど変わりなかった。16論文のうち、9論文では1ヶ月間のCOPCブロックローテーションを1回以上行っており、5論文は数ヶ月から3年間のハーフデイバックを行っていた。

8つの評価的論文では6プログラムを評価したが、事前・事後テストを用いたレジデントの知識と態度の評価だったり、フォーカスグループや半構造化面接を用いた評価を行っていた。
フォーカスグループでは、レジデントが他職種との関わりを楽しんでいるとか、将来地域の医療をしたいという思いが強くなったとか。
診療の評価をしたものもあるが、十代のクラミジア感染は減ったが十代の妊娠は変わらなかったとか。
研修後のキャリア選択への影響を調べるた論文では、10人のレジデントのうち6人はフェローシップや地域医療や公衆衛生に関するアカデミックキャリアに進み、2人はunderserved areaの診療に進んだとの結果だった。また、20年前の論文でも、187人の修了者のうち50%が現在、underserved areaでの診療を行っているとのことだった。

ディスカッションでは、Limitationに関して、16論文しかなかったこと、回収率が低い論文が多かったこと、教育の方法論が弱いこと、validationされたツールがないこと、統計解析が適切でないものや結果の記述がないものなどもあった。それに併せて、COPCでの教育プログラムの評価の難しさについて、指導医がカリキュラム作成などの教育手法の経験がないこと、資源がない、fundingがない、地域での連携が適切でない、学習者からの評価が貧弱、などを挙げている。

最後に、COPCの評価をどうするか、そのデザインについての推奨をしている。それによれば、COPCプログラムを始める前に、その評価計画を作成することなどと述べている。そのデザインは、
  1. Reaction:コースの形成的評価(レジデントが充実した研修をしているか、有意義な研修か、指導は適切か、プログラムが充実しているか、など)を5-point Likert scaleで
  2. Learning:レジデントのCOPCに関する知識や態度の変化についての評価。Oandesaによる20 item surveyなどで事前・事後テストをするパターンなど。
  3. Transfer:レジデントの態度や診療における変化を評価。カルテや診療態度の直接観察、自己評価などで。
  4. Results and outcomes:プログラム修了者の進路への影響や、COPCプログラムへのスタッフとしての参加、または、地域や患者への効果の測定など。
PR
この記事にコメントする
Name:
Title:
Mail:
URL:
Color:
Comment:
pass: emoji:Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
カレンダー
11 2017/12 01
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31
フリーエリア
最新CM
[07/10 Abuteyav]
[07/07 Adadesew]
[07/05 Azamuruf]
[06/30 Asasoteb]
[06/16 Atesetes]
最新TB
プロフィール
HN:
syu-net
性別:
非公開
バーコード
ブログ内検索
P R
忍者ブログ [PR]
Copyright(C) for heaven's sake! All Rights Reserved